お客さまの「特別な日」にふさわしいフレンチを提供できるようになることが目標です
調理師専修科/2014年卒
「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」
牧さん
- この仕事の魅力・やりがい
- 六本木のフレンチレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」に勤めはじめて約2年が経ち、現在は肉料理を受け持つロティスールを任されています。当店はフル・オープン・キッチンですので、常にお客さまから見られているという緊張感や、料理をお出しするタイミングをはかる難しさがありますが、自分がつくった料理を召し上がるお客さまの笑顔を目の前にして調理できる喜びは何物にも代え難い貴重なものです。また個人的な感覚ですが「フランス料理を食べに行こう」というのは特別なことだと思っていますので、その「特別な一日」をより楽しく、思い出に残る日にするお手伝いができることに調理師としての大きなやりがいを感じています。
- この分野・仕事を選んだきっかけ
- 何の知識もないまま「調理師になりたい」という思いだけで新宿調理師専門学校に入学しましたが、想像以上に充実した2年間でした。和・洋・中すべての料理を学んだことで調理師としての核ができ、現役のプロから教えていただく機会を通して、フレンチという目標を見つけることもできました。また、在学中に切磋琢磨した同級生とは今でも付き合いがあり、それぞれの道でがんばっている仲間たちから得られる「今、注目されている和食の店は」「中華の最近の傾向は」などの情報から分野を超えた刺激を受けています。料理に対する熱い思いを持ちつづける仲間たちと出会い、さまざまな分野に人脈を築くことができたのも同校ならではと思っています。
- 学校でまなんだこと・学生時代
- 私は現在、新宿調理師専門学校の先輩でもある関谷健一朗シェフのもとで、その料理への強い思いや熱量の大きさを感じながら、さまざまな経験をさせていただいています。軽々しく「目標にしています」と言うには大き過ぎる存在ですが、料理に対する愛情だけは負けないつもりですし、その思いをきちんとした形にしてお客さまにお出しできるかどうかは今後の努力次第だと思っています。そのためには、言われたことをこなすだけでなく、自分から率先して考え、工夫して、新しいことにも挑戦しなければならないと考えていますし、半歩ずつでも成長できるように精進して、お客さまの「特別な日」を彩るフレンチを提供できるシェフになりたいと思います。