卒業生紹介

新宿調理師専門学校でどんなことを学んでいるのか、
卒業生の声を通してご紹介します。
食事を楽しまれるお客さまの笑顔が私の喜びになる。調理師とはそういう仕事です!

調理師専修科 昼間部2年制/2012年卒

中華寝台(Chinese bed)」料理長

上笹さん

この仕事の魅力・やりがい
私が料理長を務める「中華寝台」は、オープンキッチンでライブ感のある中華レストランです。お任せのコース料理とワインペアリングを提供する店として親しまれ、結婚記念日や誕生日など特別な日にご来店されるお客さまも数多くいらっしゃいます。そんな大切な時間を過ごすためにこの店を選んでくださることに喜びを感じますし、美味しそうに食事されるお客さまの笑顔を拝見していると私まで幸せな気持ちになります。みんなが幸せになれるステキな仕事、それが調理師です!これからも全力を尽くして美味しい料理を作り、オープンキッチンならではの調理のライブ感まで楽しんでいただけるように創意工夫を重ねていきたいと思っています。
この分野・仕事を選んだきっかけ
料理の専門学校へ入学するからには、料理以外の仕事は絶対しない、料理人として生きていくという覚悟を持って行きました。そんな私にとって、分野を限定せず、和・洋・中それぞれの食材の特色や調理法を学べたことは調理師としての土台を作る上でとても役立ったと感じています。技術面での練習は人一倍やったという自負があり、実技試験に出るオムレツや大根のかつら剥きを家に帰ってからも必死になって練習したものです。そういう日々を支え、励ましてくれたのは、親身になって指導してくださる先生方や互いに切磋琢磨する仲間たち、そしてなにより家族の存在でした。
学校でまなんだこと・学生時代
直感を信じることが大切だと思います。「これがいい!」と思ったら行動に移すべきだと思います。私は調理経験がないまま「フレンチはカッコ良いな!」という思いで専門学校に入学しましたが、初めて見る中国料理のダイナミックな鍋振りや大きな包丁を繊細に操る先生のデモンストレーションを見てからは、それまで微塵の関心もなかった中国料理が気になり出し、その後、アルバイトをさせていただいた中華レストランで、シンプルなのに奥深く、豪快さと繊細さを併せ持つ中国料理の神髄に触れ、「これだ!」と進路を決めました。中国料理には人の心を動かすカッコ良さがあると気づいたのも自分の直感を信じて行動したからだと思っています。