本校の特長
幅広い実践実習
ミシュラン★付きレストランのシェフ(卒業生)によるフードアカデミー
本校の卒業生には名店のトップとして活躍する料理人が数多くいます。その中でも、ミシュランガイドの星を維持しつづけるシェフの講義は学生たちに刺激と希望を与え、さらなる成長へと導いています。

フードアカデミー
その道を極めた巨匠たちに学ぶ。
「フードアカデミー」は各ジャンルのトップシェフ陣が、直に匠の技と心を伝える特設授業です。人を感動させる味とは?おもてなしとは?学生たちは目の前で披露される「本物」を目に焼き付け、胸に刻みます。
※専修科2年生が受講する特設授業です。
第一線の外来講師

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フレンチ
ガストロノミー“ジョエル・ロブション” 総料理長関谷 健一朗 氏
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若くして料理という興味の柱を見つけられたこと自体、みなさんは人生の良いスタートを切れています。だから突き進んでほしい。私の授業ではフランス料理の味を見ることはもちろん、食材や道具を、人として大事にする心も伝えます。たとえば私の店では、鍋などの器具が何十年も受け継がれています。とても丁寧に。素敵ですよね。その心、奥深さを時間の許す限りお教えします。

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フレンチ
東京ドームホテル 名誉総料理長鎌田 昭男 氏
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私が学生たちに実践してもらいたいのは、「10年後には俺はこうなっているんだ」という目標です。確たる目標があることで、その人のアイデンティティが出来上がるわけです。自分に長けているものができますし、料理からもアイデンティティがお客様に通じるんですよ。目標を持ち続け、それを皿の上で表現するようにしてください。

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四川料理
元シェラトン都ホテル 総料理長橋本 暁一 氏
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料理は、難しく思わず楽しくやること。そのためには雑学や新しい調理法をどんどん吸収していくといいですよ。学生には、そうした好奇心のほか、広い視野で将来を模索してもらいたい。例えば、集団調理に行く人、和洋中のどれかを専門とする人もいる。商品開発、温度管理を専門にする人もいる。包丁を持つだけが調理師じゃないという広い視野で、進路を考えてもらいたいですね。

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広東料理
中華寝台(Chinese bed)料理長上笹 俊 氏
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私の授業では、特に現場の厳しさ、空気感が伝わるよう心掛けています。修羅場をくぐり抜けてきた人たちの持つ空気感、自分で追い詰め、追い込むことでついてくる技術の部分です。実際、一流のお店に行きたいのであれば、家で練習するなり、バイトを入れるなりで研鑽を積まなければ成り上がれません。こんな時代ですが、自身を高める努力が結局実を結びます。

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製菓
yerite店主石飛 唯 氏
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レストランで出すデザートを作る時に困らないぐらいの知識や技術を身につけてもらいます。コースとのバランスや器の上での見栄え、香りなど、「お店で味わうデザート」をお教えします。調理学校で学ぶ意義は、ここでずっと付き合える仲間ができることだと思います。行き詰まった時に相談したり、励ましあったり、刺激を受けたり。素敵な仲間を作ってくださいね。

ベジタブルカービング
日本氷彫刻会 東日本地方本部 総括総本部 会長鶴見 義雄 氏

江戸前うなぎ
株式会社新東調理師会
代表取締役社長湯浅 祐司 氏

和菓子
御菓子司
神楽坂梅花亭 店主井上 豪 氏

精進料理
高根カントリー倶楽部
食堂部 部長宮脇 啓功 氏

製菓
こがさかベイク
パティシエール藤田 実花 氏

スパイス
ハウス食品株式会社
スパイスコーディネーター岩畑 慎一 氏

会席料理
銀座 うち山 店主内山 英仁 氏

鮨
鮨かねさか 店主金坂 真次 氏

蕎麦
東白庵かりべ 店主刈部 政一 氏

イタリアン
オステリア・トット 店主根本 岳 氏

中国料理
ハイアットリージェンシー東京・翡翠宮 調理長山口 徹也 氏

点心
赤坂離宮 点心師正木 香奈 氏

カクテル
薫風 店主堀 勝紀 氏

店主がプロデュースする授業
会席料理 銀座 うち山
店主 内山英仁氏
食材から作法までプロの技を間近で見る時間
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私の授業は、鯛料理に特化しているのですが、普段目にすることのない特別に大きな鯛を目の前でプロがさばくという、非日常を体験してもらいます。
学校側も生徒たちにスペシャルな体験をしてほしいという想いから食材選びにも余念がなく、なかなかお目にかかれないような立派な天然の鯛を用意してくれます。この授業は店主が教鞭をとるわけですから、現場の話も交えます。うちの店の場合は目の前にお客様がいるカウンタースタイルなので、料理をお出しする時にどんな言葉を添えたら引き立つかといったポイントも伝えます。立ち振る舞いや時間配分、食材の扱い方など、現場に必要な心構えを実演しながら伝えていきます。 
他ジャンルへの好奇心は、可能性を無限に広げる
専修科の学生は様々な特設授業を受講しますが、若い学生たちが様々なジャンルに触れておくことは、将来の可能性を広げる一助となるはずです。たとえば和食のプロとして何十年もやっている我々でも、中華や洋食の食材の中には「なんだこれは、知らんぞ」というものが出てきます。その知らんぞという食材がいくつも混在したものが、食べてみると驚くほど旨いということがあります。知らない食材だけれども、じゃあ、和食に置き換えてみたら何ができる?と発想した時に新しい料理ができるんです。他ジャンルは、ヒントや新しい発見にあふれています。我々でさえ、まだまだ勉強になるのですから、若い子たちにはさまざまなジャンルに触れてもらいたいです。
通いながら適性を見極めればいい
学生当時、私自身は実技であまりいい点取ったことがなく、中華では餃子が全部破れ10点中3点や4点。洋食もマヨネーズは全部分離するし、オムレツはぐちゃぐちゃという状態でした。そんななか、和食は試験の時にたまたまいい点を取った。私が和食に進んだのは、それが大きいです。だから入学前に進みたい方向性が定まっていなくてもけっこう。本校の先生方は、生徒のために、礼儀から基礎技術、栄養学などの知識までしっかり教えていくので安心してください。一生懸命勉強しながら、たくさんのプロの話を聞きながら適性を模索していけばいいのです。
必要とされ、喜ばせられる料理人になれ
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料理人というのはエンターテイナーだと思うんです。お客様を喜ばせてなんぼだから、皿の上の料理の味はもちろんのこと、写真に撮りたくなるような見た目、期待感を高めるセールストーク、扱ってる器や食材に対する知識…自分が携わるものをすべて知っておく必要があります。例えば花器について質問された時には、「これは還元焼成という特別な手法で焼いた萩焼きの花瓶です」という説明があれば、「どんな焼き物なんですか?」と会話もはずみます。料理だけでなく、どんな方向に話が広がってもいいように知識をインプットしておいたり、どういう空間で出すか、何の器で出すか、コースならコンセプトをどうするかと考え、常にお客様の時間を幸せでいっぱいにするよう心がけてください。学生のころから少しずつこうした心がけを積み上げます。そうすれば自然と必要とされる料理人になるはずです。


プロフィール
新宿調理師専門学校を卒業後、日本料理店「吉祥 日比谷店」ほか和食店にて研鑽を積み、「銀座 あさみ」にて浅見健二氏に師事、さらに腕を磨いた。2002年に独立。懐石料理を基本とする自身の料理を披露し、2008年より11年連続ミシュランで星に輝く。
