
生徒を支えていきます。
本校の特徴の一つとして、実習を指導する専任教員はこの学校の卒業生です。自分の経験を生かし、生徒たちが望んでいる『料理の楽しさ』を第一に、技術・マナーのほか清潔で衛生的な取扱いが無理なく身につき、即戦力として対応できるよう教え方も工夫しております。生徒たちにとって、調理師としての目標になるOBの存在が常に身近にいることは、きっと心強いはずです。何でも相談してください。本校の宝は卒業してからも愛着を持ってくれる卒業生たちが多いこと。卒業生だけの野球OBチームも結成されており、在校生との交流も深めています。


「新調は先生と学生の距離感がいい」と、学生たちや体験入学された方によく言われます。色々なことを話せる関係性が自然とでき、卒業しても遊びに来たり、連絡をくれたりする卒業生がいます。私自身、卒業後も先生との交流があった縁で学校にもどって来ました。もうひとつ特長的なのは、和洋中満遍なく学ぶところ。学生の気持ちは移ろいやすいものです。イタリアン志望で入学した子が、外来講師の蕎麦の授業で蕎麦志望にコロリと変わる。そんな事は多々ありますし、それでいいんです。まだわからないうちに色んなものを見て、その中から自分の道を選択する。それができる新調のスタイルはとてもいいと思っています。そんな懐の深い学校ですから、新入生には授業だけでなく、研究会活動、ボランティアなど調理だけにとどまらず、あれもこれもと貪欲に学んでほしいです。学校の環境や教えを素直に受け止め、何事にも好奇心をもって楽しめるようになるといいと思います。私たちも学生が楽しく真剣に取り組めるよう、授業や行事を常にブラッシュアップし続け、お待ちしています。
