授業の様子
被災地訪問活動2018
こんにちは
調理学を担当している西村です。
いつも新調ブログをご覧くださいまして
ありがとうございます
今回は10月4・5日に行った被災地訪問活動について
レポートいたします。
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東日本大震災及び
福島第一原発事故の大災害から今年で8年。
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本校では2011年から8年間、最初は職員で・・・
次の年からは生徒からの
「なんで連れて行ってくれなかったんですか?」の声がきっかけで、
有志生徒も一緒に。
それ以降は、「心を育む活動」として、毎年継続している活動です。
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一昨年、昨年に引き続き、3回目の飯舘村訪問となる今回は、
震災後も村に留まって営業し続けたという
『株式会社 ハヤシ製作所』の皆様へ、
ささやかな労いと応援の気持ちを込めた
感謝の「ありがとう弁当」をお届けしました
ではさっそくお弁当作りを覗いてみましょう
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朝からサバをさばく生徒たち
骨もしっかり抜きます
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全校生徒で取り組むありがとう弁当作り、
いつも以上に衛生面に気を付け、
食材の大きさをそろえ、数を確認し・・・
生徒の表情からも緊張感が漂います。
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4日深夜に校長先生から盛り込みの指導を受け、
訪問する生徒の手で、
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心を込めて
1品ずつ丁寧に盛り込んでいきます。
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5日早朝、弁当を保冷車に積み込み、
その後を追うようにバスで飯舘村に向かいます
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朝9時過ぎにハヤシ製作所に到着
謹呈式に向けて手早く準備を進めます。
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心を込めた「ありがとう弁当」を
手から手へ・・・
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ハヤシ製作所の方々にとても喜んでいただきました
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続いて、飯舘村小・中学校に移動し・・・
本校オリジナル、京都舞鶴の海上自衛隊直伝の
『元祖・海軍カレー!』を
中学生たちと一緒に実習体験
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出来上がったカレーは
学校給食のメニューに加えていただきました
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飯舘小・中学校 全校生徒&先生170名
それに私達も一緒にいただきま~す
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その後、思いがけないサプライズ!
飯舘中学校の生徒からお礼のお手紙をいただきました。
毎年ですが、この活動で、私達のほうが逆に励まされたり、感動の気持ちをいただいているような気がします。
最後は握手でお別れしました
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ちなみに、写真にあるパネルの「までい」とは
福島県の方言で、
手間暇を惜しまず
心を込めて
丁寧に・・・ という意味です
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来た時よりも美しく
使わせていただいた厨房&ランチルームを
心を込めてお掃除して活動を終了しました。
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今回の被災地訪問活動を通じて、
普段の授業だけでは学ぶことができない
貴重な経験をすることができました。
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相手を想い、手間暇を惜しまず
心を込めて丁寧に料理と向き合う。
大切なことを肌で感じることができたのではないでしょうか。
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この貴重な経験を
これからの調理師人生に役立ててもらえたら・・・と思います。
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飯館村の皆様!
本当にありがとうございました!
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